世界中のゴルフファンが注目する「LIVゴルフ・アデレード」が、2026年も南オーストラリア州のザ・グランジ・ゴルフクラブに帰ってきます。2023年の初開催以来、圧倒的な動員数と熱狂的な雰囲気で「世界最高のゴルフイベント」と称される本大会ですが、2026年はリーグの歴史を変える重大なフォーマット変更が導入されます。開催直前の今だからこそ押さえておきたい、大会の核心と楽しみ方を整理しました。
- 開催日程:2026年2月12日(木)〜15日(日)の4日間
- 会場:ザ・グランジ・ゴルフクラブ(南オーストラリア州)
- 最大の変化:従来の54ホールから「72ホール」への拡大
- 注目ポイント:出場選手枠が57名に増加し、予選落ちなしの激戦
現地観戦組も、日本からの視聴組も、この進化を見逃してはいけません。チケット争奪戦の状況から、キャメロン・スミス率いるリッパーGCのホーム凱旋、そしてフェスティバル化する会場のエンターテインメントまで、LIVゴルフ・アデレードの魅力を余すところなくお伝えします。
LIVゴルフ・アデレード2026速報:72ホール化で進化する熱狂の全貌
2026年シーズンのLIVゴルフは、アデレード大会においてかつてない変革を迎えます。これまでの「3日間54ホール」というLIVのアイデンティティを覆し、メジャー大会と同等の「4日間72ホール」競技へと移行することが決定しました。この変更がもたらす競技性の変化と、現地の最新情報を速報としてお届けします。
開催日程は2月12日(木)から15日(日)までの4日間となり、選手たちは体力と精神力の両面でタフな戦いを強いられることになります。ここでは、大会の基本情報と注目の変更点を5つのポイントで深掘りしていきます。
史上初の4日間競技とスケジュール詳細
LIVゴルフといえば「54(ローマ数字のLIV)」が象徴するように3日間競技が常識でしたが、2026年のアデレード大会では木曜日スタートの4日間競技が採用されます。初日の2月12日(木)から最終日の2月15日(日)まで、連日ショットガンスタートによる濃密なプレーが展開される予定です。
この変更により、世界ランキングポイント(OWGR)獲得への適合性が高まると同時に、選手の実力がより正確に反映されることになります。観客にとっても観戦のチャンスが1日増えることになり、特に週末にかけてのチケット需要は過去最高レベルに達しています。
また、競技終了後に行われる音楽ライブも4日間すべてにスケジューリングされており、ゴルフとフェスの融合がさらに加速します。朝のゲートオープンから夜のライブ終了まで、一日中楽しめるエンターテインメント空間が完成されています。
出場枠が57名に拡大しワイルドカード枠が登場
フォーマット変更に伴い、出場選手数も従来の48名(4人×12チーム)から57名へと大幅に拡大されました。既存の13チーム(計52名)に加え、新たに5名の「ワイルドカード枠」が設けられたことが大きな話題を呼んでいます。
このワイルドカード枠には、LIVゴルフ・プロモーションズ(予選会)を勝ち抜いた実力者や、アジアンツアー(インターナショナルシリーズ)の上位ランカーが含まれます。チームに所属しない彼らは、個人戦の賞金と次シーズンの契約をかけて、一匹狼としてフィールドを戦い抜くことになります。
チーム戦の戦略性と、個人戦のサバイバル要素が複雑に絡み合うことで、リーダーボードの動きはこれまで以上に予測不能なものになるでしょう。新加入選手がベテラン勢を脅かす下克上のドラマにも期待が高まります。
完売必至のチケットとホスピタリティ状況
LIVゴルフ・アデレードのチケットは、発売開始直後から爆発的な売れ行きを見せています。特に、名物ホールである「ウォータリングホール(12番ホール)」へのアクセス権を含むチケットや、VIPホスピタリティパッケージは、一般発売を待たずに完売するカテゴリーが続出しました。
2026年2月2日の現時点では、週末のグラウンドパス(一般入場券)も残りわずかとなっており、公式リセールサイトでの取引も活発化しています。現地観戦を検討している方は、公式サイトでの残席確認を急ぐ必要があります。
また、今年から新設された「Ripper Point」などのチーム専用応援エリアも人気を博しており、特定のチームを応援するファン同士のコミュニティが形成されています。単なる観戦ではなく「参戦」するスタイルが定着しているのが、アデレード大会の大きな特徴です。
豪華アーティストによる連日の音楽ライブ
競技終了後のアプレスゴルフ(After Golf)コンサートは、もはやゴルフの枠を超えた音楽フェスティバルそのものです。2026年は、世界的なDJやアーティストが日替わりでステージに登場し、ザ・グランジGCをダンスフロアへと変貌させます。
木曜日のPeking Dukを皮切りに、金曜日はRoyel Otis、土曜日はJohn Summit、そして日曜日のフィナーレにはFISHERが登場予定です。特に最終日のFISHERはオーストラリア出身のスーパースターであり、表彰式直後の盛り上がりは最高潮に達すると予想されます。
これらのライブは当日の観戦チケットを持っていれば追加料金なしで楽しむことができるため(一部VIPエリアを除く)、ゴルフファン以外の若者層も多く来場します。スポーツとカルチャーのクロスオーバーが、LIVゴルフの熱気を支えています。
世界中に配信される視聴方法と放送予定
現地に行けないファンにとっても、LIVゴルフ・アデレードは視聴しやすい環境が整っています。LIVゴルフ・プラス(公式アプリ・Webサイト)では全ラウンドが無料でライブ配信され、登録さえすれば誰でも高画質な中継を楽しむことができます。
また、YouTube公式チャンネルでも主要なハイライトや一部の中継が配信されるほか、DAZNなどのスポーツ配信サービスでも放送が予定されています。日本時間では早朝から昼にかけての放送となるため、リアルタイムでの観戦が比較的容易なのも日本のファンには嬉しいポイントです。
放送では、ショットガンスタート特有の「全ホールで同時にアクションが起きる」スピーディーな展開を、独自のリーダーボード表示と中継技術で余すところなく伝えてくれます。特に終盤の優勝争いは画面から目が離せません。
名物「ウォータリングホール」の狂乱と観戦ガイド

LIVゴルフ・アデレードを象徴するのが、12番パー3に設置された通称「ウォータリングホール(Watering Hole)」です。スタジアムのように観客席で囲まれたこのホールは、DJの音楽が鳴り響き、ビールを持った観客が熱狂的な声援を送る、ゴルフ界で最も騒がしい場所の一つです。
静寂が求められる従来のゴルフマナーとは真逆を行くこのエリアは、選手たちにとっても特別な舞台です。ホールインワンが出た際には、カップから大量のプラスチックカップが降り注ぐ「ビールシャワー」が恒例となっており、2026年も伝説的な瞬間が生まれることが期待されています。
ここでは、この特別なホールを楽しむためのポイントや、会場内での観戦マナー、飲食エリアの情報を詳しく解説します。
12番ホール「Watering Hole」の楽しみ方
12番ホールは、単なる観戦席ではなく巨大なパーティー会場です。入場には専用のチケットが必要なエリアが多いですが、グラウンドパスでも一部のエリアからその雰囲気を味わうことは可能です。選手が登場すると、お気に入りの曲が入場曲として流れ、スタジアム全体が手拍子と歓声に包まれます。
ここでは「Nice Shot」といった上品な拍手は似合いません。サッカーのスタジアムのようなチャント(応援歌)や、選手への愛ある野次が飛び交います。選手側もそれを楽しんでおり、観客を煽るパフォーマンスを見せることも珍しくありません。
もし運良くこのエリアのチケットを入手できたなら、周りのファンと一緒になって騒ぐのが正解です。ただし、プレー中の最低限の安全性は確保されているため、係員の指示には必ず従うようにしましょう。
2025年にはパトリック・リードがホールインワンを達成し、会場が揺れるほどの騒ぎとなりました。2026年も、誰かがエースを達成すれば、間違いなく大会のハイライトとして世界中に拡散されることになります。
観戦時の服装と持ち込み禁止物
2月のアデレードは真夏にあたり、日中は気温が30度を超えることも珍しくありません。服装は動きやすいショートパンツやポロシャツが一般的で、直射日光を防ぐための帽子やサングラスは必須アイテムです。また、広大なコースを歩くため、履き慣れたスニーカーを選びましょう。
熱中症対策として水分補給は重要ですが、会場への瓶や缶の持ち込みは厳しく制限されています。基本的には会場内の給水所や販売ブースを利用することになります。日焼け止めクリームもこまめに塗り直すことを強くおすすめします。
また、LIVゴルフではチームロゴ入りのグッズを身につけて応援するのがトレンドです。会場のショップには各チームのキャップやTシャツが豊富に揃っているため、現地で調達して「推しチーム」をアピールするのも観戦の醍醐味です。
充実のフードエリアとファンビレッジ
コース内に設置された「ファンビレッジ」は、ゴルフ観戦の合間に食事やアトラクションを楽しめる巨大な広場です。南オーストラリア州は食の宝庫としても知られており、地元の人気レストランやフードトラックが多数出店しています。
オーストラリア産のワインやクラフトビール、新鮮なシーフードやバーベキューなど、グルメフェス顔負けのラインナップが揃います。ゴルフに詳しくない同行者がいても、食事や音楽だけで十分に楽しめる空間設計がなされています。
さらに、パッティングチャレンジやシミュレーターを使った体験型イベントも開催されており、子供から大人まで楽しめる工夫が随所に凝らされています。試合の展開を大型スクリーンで見ながら、芝生の上でピクニック気分を味わうのも贅沢な過ごし方です。
地元オーストラリア勢「リッパーGC」への期待
アデレード開催がこれほどまでに盛り上がる最大の理由は、オーストラリア人選手で構成されたチーム「リッパーGC(Ripper GC)」の存在です。キャプテンのキャメロン・スミスを筆頭に、マーク・リーシュマン、マット・ジョーンズ、ルーカス・ハーバートといった実力者が揃うこのチームは、地元ファンにとってのナショナルチームと言えます。
2024年大会では、リッパーGCが悲願の団体優勝を果たし、表彰式でチーム全員が靴でビールを飲む「シューイ(Shoey)」を披露して世界的なニュースとなりました。2026年も彼らの連覇と活躍に、国中の期待が集まっています。
ここでは、リッパーGCの注目ポイントと、彼らを後押しする地元ファンの熱狂的な応援スタイルについて紹介します。
キャプテン、キャメロン・スミスの意気込み
全英オープン王者であり、世界屈指のパターの名手であるキャメロン・スミスは、この大会の顔とも言える存在です。彼はアデレード開催の実現に尽力した一人であり、故郷でのプレーには並々ならぬ情熱を注いでいます。
スミスのプレースタイルは、創造性豊かでリスクを恐れない攻めのゴルフです。特にショートゲームの技術は芸術的で、難しいライからのリカバリーショットは必見です。彼がバーディを奪うたびに、コース中に「キャム!キャム!」という歓声が響き渡ります。
2026年シーズンに向けて、スミスは「アデレードでの勝利はメジャー優勝と同じくらい特別だ」と語っており、個人の優勝はもちろん、チームとしての連覇に強いこだわりを見せています。彼のリーダーシップがチームをどう牽引するかが鍵となります。
チーム戦連覇に向けた戦略とキーマン
LIVゴルフの大きな特徴である団体戦において、リッパーGCは結束力の固さで知られています。4人全員のスコアがチーム成績に直結するラウンドもあり、誰一人として気が抜けない戦いが続きます。
キーマンとなるのは、爆発力のあるルーカス・ハーバートや、ベテランのマーク・リーシュマンでしょう。彼らが安定したスコアでスミスを支えることができれば、チーム優勝の確率はグッと高まります。特にコースマネジメントが難しいザ・グランジGCでは、経験豊富なベテランの判断力が重要になります。
また、他の強豪チーム、例えばブライソン・デシャンボー率いるクラッシャーズGCや、ダスティン・ジョンソンの4エースズGCなども、アデレードのタイトルを虎視眈々と狙っています。世界トップレベルのチーム同士の激突は、個人戦以上に白熱した展開を見せるはずです。
会場を埋め尽くす「グリーン&ゴールド」
大会期間中、会場はオーストラリアのナショナルカラーである「グリーン&ゴールド」に染まります。多くのファンがリッパーGCのウェアやオーストラリア国旗を身にまとい、選手たちに熱烈なエールを送ります。
このホームアドバンテージは、リッパーGCの選手たちにとって強力な後押しとなる一方で、対戦相手にとっては大きなプレッシャーとなります。特に競り合っている場面での声援の大きさは、物理的なスコアに影響を与えるほどのパワーを持っています。
ファンと選手の一体感は、他のゴルフトーナメントでは見られない光景です。観客席からの「オージー!オージー!オージー!」のコール&レスポンスに参加すれば、あなたもチーム・リッパーの一員として大会をより深く楽しめるでしょう。
現地アクセスとアデレード滞在の完全ガイド

アデレードは「20分都市」と呼ばれるほどコンパクトで移動しやすい街ですが、大会期間中は世界中からファンが集まるため、交通機関や宿泊施設が混雑します。スムーズに観戦を楽しむためには、事前の計画と現地情報の把握が不可欠です。
会場となるザ・グランジ・ゴルフクラブへのアクセス方法や、観戦後の市内での過ごし方など、遠方からの参加者に役立つ実用的な情報をまとめました。初めてアデレードを訪れる方も、これを読めば安心して滞在を楽しめるはずです。
空港からの移動手段や、大会公式が用意するシャトルバスの活用法など、知っておくと便利なロジスティクス情報を確認しておきましょう。
アデレード空港からの移動とアクセス
アデレード空港(ADL)から市内中心部までは車で約15〜20分と非常に近く、アクセスは良好です。タクシーや配車アプリ(Uber等)が一般的に利用されており、料金も比較的リーズナブルです。
会場のザ・グランジGCは、市内中心部から西へ約13km、海岸沿いのグランジ地区に位置しています。大会期間中は、市内中心部の指定場所から無料のシャトルバスが運行されることが多く、これを利用するのが最も確実で経済的な移動手段です。
公共交通機関を利用する場合は、電車やトラムとバスを乗り継ぐことになりますが、混雑や遅延のリスクを考慮すると、公式シャトルバスか配車アプリの利用を推奨します。特に帰りの時間帯は配車アプリが捕まりにくくなるため、早めの行動を心がけましょう。
レンタカーを利用する場合、会場周辺の駐車場は事前予約が必要なVIP専用エリアに限られることが多いため、一般観戦者は「パーク&ライド」を利用するか、公共交通機関を選ぶのが無難です。
宿泊エリアの選び方とおすすめホテル
宿泊先の選択肢は主に「市内中心部(CBD)」か「グレネルグ(ビーチエリア)」の2つに分かれます。市内中心部は飲食店や観光スポットが多く、シャトルバスの発着点にも近いため、観戦と観光を両立したい方に最適です。
一方、グレネルグ地区は美しいビーチとリゾート感あふれる雰囲気が魅力で、トラムで市内へもアクセス可能です。リラックスした滞在を好む方におすすめですが、大会期間中は予約が埋まるのが早いため注意が必要です。
ホテルは高級ホテルからバックパッカー向けまで幅広く揃っていますが、2月の大会期間中は「特別料金」が設定されることが一般的です。予算を抑えたい場合は、早めの予約か、少し中心部から離れたエリアのモーテルなどを検討すると良いでしょう。
また、LIVゴルフ公式が提携しているホテルパッケージも販売されており、会場への送迎が含まれている場合もあるため、公式サイトのトラベル情報をチェックしてみる価値はあります。
アフターゴルフを楽しむ市内観光情報
アデレードは「フェスティバル・ステート」の名の通り、イベントだけでなく食文化も非常に豊かです。市内中心部にある「アデレード中央市場」は南半球最大級の生鮮市場で、新鮮なフルーツやチーズ、地元のグルメを手軽に楽しむことができます。
ワイン好きなら、世界的に有名な「バロッサ・バレー」や「マクラーレン・ベール」へのワイナリーツアーは見逃せません。市内から車で1時間以内でアクセスでき、極上のシラーズを味わうことができます。観戦の前後に1日延泊して訪れるファンも多くいます。
夜は、市内中心部のランドル・ストリートやハインドリー・ストリート周辺に多くのバーやレストランが賑わいを見せます。大会期間中はゴルフファンで溢れかえり、街全体がお祭りのような雰囲気に包まれます。地元のクラフトジンやビールを片手に、その日のプレーを語り合うのも旅の醍醐味です。
まとめ:2026年、LIVゴルフ・アデレードを目撃せよ
2026年のLIVゴルフ・アデレードは、72ホール化という歴史的な転換点を迎え、競技としての厚みとエンターテインメントの強度がさらに増しています。世界トップクラスの選手たちが繰り広げる真剣勝負と、コース全体を包み込む熱狂的なフェスティバルの融合は、現地でしか味わえない唯一無二の体験です。
チケットを持っている方は、準備を万全にしてその瞬間を心待ちにしてください。まだ迷っている方や自宅で観戦予定の方も、公式サイトやアプリからのライブ配信を通じて、ゴルフの新しい歴史が生まれる瞬間を共有しましょう。アデレードの熱狂は、画面越しでも十分に伝わってくるはずです。
最後に、観戦に向けたネクストアクションを整理します。
- チケット確認:公式サイトで最新の残席状況をチェックする
- アプリDL:「LIV Golf Plus」をダウンロードして配信視聴の準備をする
- SNSフォロー:各チームや大会公式SNSでリアルタイムの情報を追う
- 旅程確認:現地へ行く方は、空港からホテル、会場への移動手段を最終確認する


